東京混声合唱団第234回定期演奏会世界を翔る若き泰斗山田和樹東混音楽監督就任記念


日時:2014年4月18日(金)19:00開演

場所:第一生命ホール

指揮 :山田和樹

[出演]

  • オルガン:浅井美紀

  • コントラバス:幣 隆太朗

  • 打楽器:池上英樹、池永健二

[曲目]

  • 来たれ、イエスよ、来たれ(J.S.バッハ)

  • 二重合唱のためのミサ曲(ルネ・クラウセン)

  • 合唱のためのコンポジション第5番「鳥獣戯画」(間宮芳生)

  • 地球へのバラード(三善晃)

チケット:全席自由 一般4,000円 学生2,000円 公表発売意中!

※リーデルクランツ関係者には割引特典があります。ご希望の方はOB会までご連絡ください。

 

 


お知らせ


3月8日(土)15:00~16:30
現役諸君が江古田の栄町敬老館というところで、武蔵大の管弦楽団との共演で演奏会を行います。

但し、対象は練馬区在住、60歳以上の方で、 定員は40名。先着順で当日受付のようなので、聴きに行ける人は限られてしまいます。対象外なのに行かれたい方は、何らかの策を講じてください。

歌う曲目は、
日本の四季の歌より
春の歌:『花』 夏の歌:『茶摘み』 秋の歌:『紅葉』 冬の歌:『雪』
と、
ドイツ語で歌う
『Lerchengesang(日本語訳:おおひばり)』

とのことです。


46定の響き


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【1】『An die Musik ~Lieder Kranz~』より

  • Lerchengesang
    作詞:Karl August Candidus 作曲:Felix Mendelssohn
  • An die musik
    作詞:Franz Ritter von Schober 作曲:Franz Peter Schubert
  • zigeunerleben
    作詞:Emanuel Geibel 作曲:Robert Alexander

2st以降は、または上記でサウンドが再生できない方は下記より全曲ダウンロードしてください(ダウンロードはかなり時間がかかるかもしれません)。

46定全曲ダウンロード(zip)[85.5MB](サウンドファイルはMP3)

※全曲のダウンロードはリーデルクランツOB会会員に限らせていただきます。

 

 


46定 聴き方ガイド


秋も深まって…と言うより初冬の雰囲気となって参りました。
リーデルクランツの第46回定期演奏会はご承知の通り来る11月30日に開催されます。
今回はそれに向けて、現役メンバーが練習の追い込みに入っている曲目の数々について、例によって例の如くウンチクを傾けたいと存じます。
お暇な方は暫しお付き合いのほど、お願い致します。 Continue reading »


東混出演「第80回NHK全国学校音楽コンクール」 10月12日(土) NHK Eテレ


NHK Eテレ
2013年10月12日(土) 午後2:00~午後5:00(180分)

[出演者]
【ゲスト】
秋川雅史,東京混声合唱団,文月悠光
【出演】
指揮者…大谷研二
ピアニスト…斎木ユリ
【司会】
山田賢治
【リポーター】
パックンマックン

[楽曲]

課題曲「課題曲“ここにいる”」

過去の人気のあった課題曲をプロが歌う!

演奏:東京混声合唱団
「気球にのってどこまでも」
「聞こえる」
「証(あかし)」

※「証」は平成23年の課題曲。震災直後のためか現役高校生のアンケートで1位になった曲で東混と出演高校生と共演。

※東混の出演は4時頃となるようです。

 

 

 


まあちゃんの広州レポート2013 番外編


8月30日〜9月1日に、社員旅行で中国のハワイといわれている海南島 三亜ビーチに行ってきました。
8月30日は夕方16時頃まで仕事をした後、社員みんなで広州白云国際空港にバス移動、1時間半ほどのフライトで三亜に到着。ホテルに行く途中で寄り道した海鮮市場で食べたシャコの唐揚げ、エビのニンニクソース、イカにアサリの炒めものなど、どれもこれも地ビール「海南啤酒」とベストマッチで美味でした。 Continue reading »


まあちゃんの広州レポート2013  (3)


8月3日〜4日の土日で香港に行ってきました。
広州は意外にも海が遠く、海水浴ができないので、香港の赤柱(チェッチューと読みます。スタンレーとも言う)というビーチでノンビリしてきました。
・・・ですが、今回海は全く関係なく、本日のレポートは、中国の食の安全について。 Continue reading »


松原混声合唱団 第21回演奏会


リーデルクランツOGの八木さんが出演します。
たぶんOG白石さんとOB内藤さんも…

日時:2013年8月17日(土)
会場:東京オペラシティーコンサートホール 17:30開演
入場料:全席自由 一般:2,000円 高校生以下1,000円(当日証明できるものを持参のこと)

■演奏曲目

F. メンデルスゾーン 作曲
詩篇第100番《主に向かいて歓呼の声をあげよ》Op.69-2
3つの教会音楽《われら人生の半ばにありて》Op.23-3
指揮: 真下洋介

新実徳英 作曲 / 和合亮一 作詩
混声合唱とピアノのための《決意》A.E.17
指揮: 清水敬一 / ピアノ: 松本 望

信長貴富 作曲
混声合唱と弦楽四重奏のための《ヴィヴァルディが見た日本の四季》
指揮: 清水敬一 / ハープシコード: 松本 望 / 弦楽四重奏: 1st Vn.阿曽璃子、2nd Vn.古賀郁音、Vla.吉武志穂美、Vc.岡本 渚

松本 望 作曲 / 谷川俊太郎 作詩
混声合唱とピアノのための組曲《天使のいる構図》
指揮: 清水敬一 / ピアノ: 松本

 

[参照元]

松原混声合唱団


あの人は今・・・(2)


3月頃より大学讃歌ページへのアクセス数が増えていて、アクセス上位ページのベスト10内に入ってきました。「武蔵大学 校歌」という検索からのアクセスも多いので、新入生によるものではないでしょうか。

 

そのような中、「武蔵大学讃歌」で検索したら他にどんなページがあるのだろうかと、ぐぐってみたら、Youtubeに大講堂の改装式がアップされているのを見つけました。 Continue reading »


東混第230回定期演奏会・レポート


予てより志村先生からご案内頂いていた東京混声合唱団第230回定期演奏会に行って参りました。
時は桜満開の3月26日、場所はいつもの上野の東京文化会館小ホールであります。

会社を定時で退社。出がけにちょいと買い物ってんで、社内にあるコンビニに入った瞬間、大変な事に気付きました。「財布を家に忘れてきた!」のであります。電車にはモバイル・スイカで乗れるし社食はプリペイドカードを使うので、現金は必要ない事もあって、夕方になるまで財布が無い事に気付かないと言うお粗末さ。でもって、本日の東混のチケットは件の財布の中。一旦、自宅に戻っては開演時間に間に合わない。あ〜ど〜しよ〜…と悩んでも仕方無い。なんとかなるさ…と、金もチケットも無いのに、一路、高崎線で上野に向かう。そうだ!東混ヲタクのリーデルの某アルトパトリ氏が本日の演奏会に来る筈。で、さっそく「実はこう言う訳で、金貸して」Mailを発信。すぐさま「大笑い」Mailが返ってきた。これで金は何とかなる。あとは当日券が残っているか?上野駅公園口で本日の「カネづる」となる某アルトパトリ氏と合流して文化会館へ。無事、当日券にありつけたと言う次第です。結局チケットを2枚購入する羽目にアイなりましたが、まあ、我が東混ですので、寄付したと思えばさほど損した気分にはなりません。

本日の指揮は田中信昭先生。ピアノは中嶋先生と言うゴールデンコンビ!
演奏曲目はと言うと…
入野義朗 作曲 「凍る庭」(1961年委嘱作品)
吉川和夫 作曲 「どうして あんなに」(2012)
権代敦彦 作曲 「六字大明咒」(2003)
篠田昌伸 作曲 「さかなまち」(2011)
と言う、かなり意欲的なプログラムと拝見する次第。期待が膨らみます。

開演前の会場を見渡すとあまり知ったお顔は見えないような…とおもったら、リーデル現役さんお二方が挨拶に来て下さいました。
今回は田中先生の指揮を良く見たいので、前方3列目、右端付近の席をチョイス。そうこうするうちに開演時間に。
東混メンバーの方々が入場されてきます。志村先生はちょっと髪が長くなった感じで決まってます。
で、田中先生登場。お歳はめされましたが、しっかりした格好良い立ち振る舞いは流石です。

一曲目「凍る庭」。本当に凍ったような合唱の響き。前衛的な作曲手法(作曲者のノートによると「六音の音列作法」とか)ですが、これが1961年の作品とは驚きです。そう言えば偶然ですが、ここ東京文化会館も同年1961年のオープンですって。で、この建物って、結構前衛的に見えます。音楽も建築も、この頃の芸術って今より前衛的だったんですかね?

二曲目「どうして あんなに」は或る和音からグリッサンドで異なる和音(関係調では無いと思いますが…自信無し)に移行するような難しそうな部分も出てきますが(東混、お見事!!)、基本的に近代和声がベースの、とても美しい楽曲です。作曲者のノートによると、自身は詩の背後に今回の大震災を捉えている様で、その事が、この曲の深みを形成しているように私は感じました。

20分の休憩を挟んだ三曲目「六字大明咒」。東混メンバーはピアノを真ん中に取り囲むように配列。指揮台はあるものの指揮用の譜面台が無い。「田中先生、暗譜で振るのかな〜」とか思っていたら、その田中先生は壇上で会釈をしたあと、ステージを降りて客席の最前列に着席されました。何事が始まるのかと興味津々でおりますと、厳かに曲が開始されます。歌詞は多分、サンスクリット語で、Om(オーム)、Ma(マ)、Ni(ニ)、Bay(ベ)、May(メイ)、Hon(フーム)の6音節がほとんど。意味は「オーム、宝珠と蓮華よ、幸いなれ」と言う事だそうです。これが延々繰り返されるのですが、音楽としては実に多彩で面白い!拍手の後、作曲者が壇上に上がり、「この曲は縦の線が合わなくても、自然発生的な盛り上がりの方を重視したいので、指揮無しとした」と言った趣旨のご説明をされていました。でも、東混は見事に指揮無しで歌い切りましたよ。

さて、最後の「さかなまち」。東京の下町を舞台にした詩による、地のセリフが多用されたりする面白い楽曲です。作曲者のノートによると「絶妙のレトリックとブラックユーモアを多量にまぶして熟成された、あまりみることのできない独特の」詩と言うことで、音楽も実に的確にそう言った世界を現出させていると感じました。

東混の演奏はどれも素晴らしく、難易度の高い楽曲を実に見事に歌い切っておられました。
アンコールは武満徹の「翼」。東混にとって自家薬籠の曲ですが、やはり絶妙です。
田中先生の指揮ぶりは相変わらず明確でお見事!同年代当時のカール・ベームよりも遥かにカクシャクとされてますね。
中嶋先生のピアノも実に素晴らしかった。

そんな訳で、大感動の余韻に浸りながら、次は上野公園の夜桜で一杯…とか思ったのですが、考えてみたら財布が無い、カネが無い…と言う訳で、そそくさと自宅に退散した次第でありました。

 川島