第４３回定期演奏会は１１月２３日無事終了いたしました。
未だ感動覚めやらぬという気持ちです。
大学講堂での演奏会ということで一抹の不安を覚えましたが懐かしさもあり、却って良かったなと思います。
演奏会、ＯＢ会、レセプション、２次会と多くのＯＢＯＧに集まっていただくことができました。皆さんが一人一人に声を掛けてくださったおかげです。
これからもこの絆を強めていこうと、あらためて思った次第です。
本当にありがとうございました。
リーデルクランツＯＢ会会長 大内隆広
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それぞれの４３定
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本当に感動的な４３定でした。翌日の２４日も多くのメールや電話をいただき感謝です。そのような中、１５代の須田さんから寄稿をいただきました。
終刊となったリーデルクランツ通信ですが、しばし特別増刊号を発行していきます。そして皆さんからの感想を募集します。ステージに立たれた方、聴きに来られた方、参加することが出来なかった方など、それぞれの立場からのご感想をぜひお寄せくさい。
◆リーデルクランツ通信に寄せて
１５代 須田賢二
９月に音楽総括兼執筆家（！？）の川島さんから直々に「１１月の定期演奏会に参加しませんか？」とのお誘いメールを頂き、「武蔵講堂」「大地讃頌」「現役少数」のキーワードに心を強く揺り動かされました。暫く考える為の猶予期間を頂いたものの、気持ちは既にステージ参加で決まっていました。幸い、社内旅行が練習日に重なっていたことから、１〜２回の練習しか参加出来ないことをご了承頂き、合同ステージ参加を決意しました。あれから約２ヵ月…ファイルに閉じきらないまでに膨れ上がった川島さんレポート！大内さんがご苦労されたＵＳＴＲＥＡＭは何度繰り返し見た（聴いた？）ことでしょう！パーマさんの性格を垣間見る超温かい気持ちの「ぱあ散歩」レポート！武蔵大学同窓会とのネットワークをフルに引き出して頂いた佐竹さん！矢沢さんからのこまめなメール連絡！幹事の皆さんの並々ならぬ努力！毎回練習に参加された皆さん！…などなどを支えに、私も田舎に居ながらも、家庭学習に励むことが出来、念願の武蔵講堂ステージに立つことが出来ました。
１０月１０日…私が遠方より参加出来た日の練習後の懇親会の時、指導者兼指揮者であり尊敬する志村先生から、「現役の学生たちに、ＯＢ・ＯＧの皆さんと同じような歌う楽しさを伝えたい！」「リーデルクランツ演奏会を何としても開きたい」「合唱は喜びを伝える最良の場！」…のお話を聞き、リーデルクランツに懸ける熱い情熱に初めて触れ、私も微力ながら「リーデルの灯を絶やしてはならない！」という想いを強く抱きました。後日幸いにも東京出張という大義名分を得て（？）、２度目に参加した練習時の通し練習後には、志村先生の目に光るモノを見て、なお一層熱い想いに感動しました。
リーデルクランツって、桐朋学園の卒業生を中心として故斎藤秀雄先生を慕う門下生で構成された「小澤征爾氏率いるサイトウ・キネン・オーケストラ」に良く似ていると思いませんか？今は亡き斉藤先生を初め、岡部先生、志村先生、○○先生（すみません！私が指導を受けたのは３氏だけなので、お名前が分かりません）のご指導の元、サイトウキネン魂にも似たリーデルクランツ魂は、全てのＯＢ・ＯＧに脈々と受け継がれているのではないでしょうか。今回リニューアルしたホームページを見ながら、魂が揺さぶられたのは私だけでは無いと思います。何十年の時を経ても、脈々と受け継がれる「リーデルクランツ魂」って本当に凄いと思います。また来年も「合同ステージに参加しませんか？」と声を掛けられれば、喜んで参加したいです。そして、そのことにより現役団員の増加に繋がり、リーデルクランツが今後も発展していくならば、私にとってもこの上ない喜びです。まさに「リーデルクランツよ永遠に！」という感じですよね。
当日のカンタータ「土の歌」は涙が出そうな程、感激しました。約３０年間の時を経て、武蔵講堂で学生時代と同じ様に、再び自分が歌っている姿は、何だか自分が天上から見ているようで感慨深いものでした。（別に死んでないけど…）まさに武蔵講堂はリーデルクランツの為に、凛として存在していました。観客のＯＢ・ＯＧの皆さんも含めて「仲間とのハーモニー」というかけがえのない財産を今ここで再び皆さんと共有出来た喜びは、社会人になってからの合唱活動ではとても味わえない大変意義深いものでした。本当にステージに立てて良かったなあと心から思った瞬間です。志村先生、若月先生、幹事の皆さん、そして何より現役の皆さん、本当に感動をありがとうございました。また、これからもよろしくお願いします。
須田賢二