東京室内歌劇場メンバーズコンサート2016 in Summer


真夏天国地獄

志村美土里先生がご出演される演奏会のご案内です。下記ピクチャをご覧ください。(クリックでPDFファイルが開きます)。
下記のURLに繋いだ方が簡単かもしれません。
http://www.chamber-opera.jp/items/view/435/

東京室内歌劇場。ご存知の方はご存じの通りですが、1969年に設立された団体で、畑中良輔・栗山昌良・若杉弘・三谷礼二と言った錚々たるメンバーの名前が並ぶ、伝統ある歌劇場です。私もその昔、クルト・ワイル作曲の「マハゴニー市の興亡」とか、ヨゼフ・ハイドン作曲の「月の世界」等と言う珍しいオペラを東京室内歌劇場の演奏で楽しんだ記憶があります。「マハゴニー市」のほうだったか、劇中劇の場で、故 林光先生が田舎のピアニスト役で出演していたのが鮮烈な記憶に残ってます。
今回、美土里先生がこの歌劇場のオーディションをパスし、メンバーとなられました。おめでとうございます!

で、来る8月10日(水)19:00〜渋谷区総合文化センター大和田で行われる同歌劇場の「夏の歌大集合」と、オッフェンバック作曲オペレッタ「天国と地獄」ハイライトが上演されます。美土里先生はこのうちの「夏の歌大集合」(夜の部)にご出演されるようです。
みなさま、ふるって拝聴しに行きましょう。

川島

参考:美土里先生からの近況報告(リーデルクランツ関係者限定)チケットの入手についても…

リーデルクランツ関係者以外でチケットをご希望の方は、こちらのお問い合わせより「チケット希望」としてご連絡ください。

2016_in_summer


東混出演「第80回NHK全国学校音楽コンクール」 10月12日(土) NHK Eテレ


NHK Eテレ
2013年10月12日(土) 午後2:00~午後5:00(180分)

[出演者]
【ゲスト】
秋川雅史,東京混声合唱団,文月悠光
【出演】
指揮者…大谷研二
ピアニスト…斎木ユリ
【司会】
山田賢治
【リポーター】
パックンマックン

[楽曲]

課題曲「課題曲“ここにいる”」

過去の人気のあった課題曲をプロが歌う!

演奏:東京混声合唱団
「気球にのってどこまでも」
「聞こえる」
「証(あかし)」

※「証」は平成23年の課題曲。震災直後のためか現役高校生のアンケートで1位になった曲で東混と出演高校生と共演。

※東混の出演は4時頃となるようです。

 

 

 


東京混声合唱団 第231回 定期演奏会


2013年10月25日(金)

19:00開演(18:30開場)
第一生命ホール

指揮 松原千振/陣内 直

[曲目]

ゲティ:カッローの対舞

ファルカシュ:バラのマドリガル

コダーイ:ノルウェーの娘、イエスと商人、夕べの歌

福島雄次郎:南島歌遊び その2「伝説」

石黒 晶:愛のうた 恋のうた-委嘱作品初演-

トルミス:イスホリア人の史話

チケット 全席自由
一般 4,000円
学生 2,000円

 

リーデルクランツ前常任指揮者岡部先生もナレーターで出演されます。

 


東混第230回定期演奏会・レポート


予てより志村先生からご案内頂いていた東京混声合唱団第230回定期演奏会に行って参りました。
時は桜満開の3月26日、場所はいつもの上野の東京文化会館小ホールであります。

会社を定時で退社。出がけにちょいと買い物ってんで、社内にあるコンビニに入った瞬間、大変な事に気付きました。「財布を家に忘れてきた!」のであります。電車にはモバイル・スイカで乗れるし社食はプリペイドカードを使うので、現金は必要ない事もあって、夕方になるまで財布が無い事に気付かないと言うお粗末さ。でもって、本日の東混のチケットは件の財布の中。一旦、自宅に戻っては開演時間に間に合わない。あ〜ど〜しよ〜…と悩んでも仕方無い。なんとかなるさ…と、金もチケットも無いのに、一路、高崎線で上野に向かう。そうだ!東混ヲタクのリーデルの某アルトパトリ氏が本日の演奏会に来る筈。で、さっそく「実はこう言う訳で、金貸して」Mailを発信。すぐさま「大笑い」Mailが返ってきた。これで金は何とかなる。あとは当日券が残っているか?上野駅公園口で本日の「カネづる」となる某アルトパトリ氏と合流して文化会館へ。無事、当日券にありつけたと言う次第です。結局チケットを2枚購入する羽目にアイなりましたが、まあ、我が東混ですので、寄付したと思えばさほど損した気分にはなりません。

本日の指揮は田中信昭先生。ピアノは中嶋先生と言うゴールデンコンビ!
演奏曲目はと言うと…
入野義朗 作曲 「凍る庭」(1961年委嘱作品)
吉川和夫 作曲 「どうして あんなに」(2012)
権代敦彦 作曲 「六字大明咒」(2003)
篠田昌伸 作曲 「さかなまち」(2011)
と言う、かなり意欲的なプログラムと拝見する次第。期待が膨らみます。

開演前の会場を見渡すとあまり知ったお顔は見えないような…とおもったら、リーデル現役さんお二方が挨拶に来て下さいました。
今回は田中先生の指揮を良く見たいので、前方3列目、右端付近の席をチョイス。そうこうするうちに開演時間に。
東混メンバーの方々が入場されてきます。志村先生はちょっと髪が長くなった感じで決まってます。
で、田中先生登場。お歳はめされましたが、しっかりした格好良い立ち振る舞いは流石です。

一曲目「凍る庭」。本当に凍ったような合唱の響き。前衛的な作曲手法(作曲者のノートによると「六音の音列作法」とか)ですが、これが1961年の作品とは驚きです。そう言えば偶然ですが、ここ東京文化会館も同年1961年のオープンですって。で、この建物って、結構前衛的に見えます。音楽も建築も、この頃の芸術って今より前衛的だったんですかね?

二曲目「どうして あんなに」は或る和音からグリッサンドで異なる和音(関係調では無いと思いますが…自信無し)に移行するような難しそうな部分も出てきますが(東混、お見事!!)、基本的に近代和声がベースの、とても美しい楽曲です。作曲者のノートによると、自身は詩の背後に今回の大震災を捉えている様で、その事が、この曲の深みを形成しているように私は感じました。

20分の休憩を挟んだ三曲目「六字大明咒」。東混メンバーはピアノを真ん中に取り囲むように配列。指揮台はあるものの指揮用の譜面台が無い。「田中先生、暗譜で振るのかな〜」とか思っていたら、その田中先生は壇上で会釈をしたあと、ステージを降りて客席の最前列に着席されました。何事が始まるのかと興味津々でおりますと、厳かに曲が開始されます。歌詞は多分、サンスクリット語で、Om(オーム)、Ma(マ)、Ni(ニ)、Bay(ベ)、May(メイ)、Hon(フーム)の6音節がほとんど。意味は「オーム、宝珠と蓮華よ、幸いなれ」と言う事だそうです。これが延々繰り返されるのですが、音楽としては実に多彩で面白い!拍手の後、作曲者が壇上に上がり、「この曲は縦の線が合わなくても、自然発生的な盛り上がりの方を重視したいので、指揮無しとした」と言った趣旨のご説明をされていました。でも、東混は見事に指揮無しで歌い切りましたよ。

さて、最後の「さかなまち」。東京の下町を舞台にした詩による、地のセリフが多用されたりする面白い楽曲です。作曲者のノートによると「絶妙のレトリックとブラックユーモアを多量にまぶして熟成された、あまりみることのできない独特の」詩と言うことで、音楽も実に的確にそう言った世界を現出させていると感じました。

東混の演奏はどれも素晴らしく、難易度の高い楽曲を実に見事に歌い切っておられました。
アンコールは武満徹の「翼」。東混にとって自家薬籠の曲ですが、やはり絶妙です。
田中先生の指揮ぶりは相変わらず明確でお見事!同年代当時のカール・ベームよりも遥かにカクシャクとされてますね。
中嶋先生のピアノも実に素晴らしかった。

そんな訳で、大感動の余韻に浸りながら、次は上野公園の夜桜で一杯…とか思ったのですが、考えてみたら財布が無い、カネが無い…と言う訳で、そそくさと自宅に退散した次第でありました。

 川島


〜親から子へ、子から孫へ〜「親子で歌いつごう 日本の歌百選」より 東混特別演奏会


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2013年4月27日(土) 15時〜
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール (京成・青砥駅徒歩7分)

東混の自主公演でして、一昨年の林光先生と共演した「日本抒情歌曲集」全曲演奏と同じ企画です。

昔から日本人に馴染み深い歌を、若手作曲家が新たに編曲し直しました。(編曲初演)
そして編曲者自らがピアノ伴奏で東混と共演します!!

[指揮]
大谷研二、松井慶太

[編曲・ピアノ]
上田真樹、篠田昌伸、鷹羽弘晃、三宅悠太

[曲目]
雨ふり、雨降りお月さん、うみ、思い出のアルバム、おもちゃのチャチャチャ、かもめの水兵さん、今日の日はさようなら、里の秋、幸せなら手をたたこう、夏は来ぬ、春の小川、蛍の光、見上げてごらん夜の星を、みかんの花咲く丘、旅愁、リンゴの唄
(編曲初演)

赤とんぼ、上を向いて歩こう、さくら、しゃぼん玉、ずいずいずっころばし、月の沙漠、翼をください、涙そうそう、夏の思い出、花の街、埴生の宿、故郷、夕焼小焼
-「日本の歌百選」より

S席:¥4,000
A席:¥3,000
B席:¥2,000

画像をリックするとPDFファイルをダウンロードできます。
toukon130427

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東日本大震災チャリティコンサート


東京混声合唱団
2013年3月7日(木) 19時〜
東京交響楽団 クラシック・スペース★100 (JR総武線・大久保駅徒歩1分)

このコンサートはチャリティーでして、決まった料金はありません。皆様には寄付を募っております。
また事前予約制になっておりますので、会場に直接お電話してください。
TEL:03-3362-6764
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「美しい日本の歌」コンサート


東京混声合唱団

2013年3月3日(日) 15時〜

場所:所沢ミューズ・アークホール(西武新宿線・航空公園駅徒歩10分)

高田三郎:水のいのち!!(^Q^)/

萩原英彦:深き淵より

さくら・通りゃんせ・七つの子…3

S席:¥2,800
A席:¥2,200
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東京混声合唱団 第230回 定期演奏会


-合唱のさまざま-

2013年3月26日(火)
19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール

指揮 田中信昭

凍る庭 (1961年委嘱作品)

入野 義朗:作曲
村野四郎:詩

どうして あんなに

吉川 和夫:作曲
まど・みちお:詩

混声合唱とピアノのための 六字大明咒

The Greatest Six-Word Brilliant Dharani(2003)
権代 敦彦:作曲

混声合唱とピアノのための さかなまち(2011)

篠田 昌伸:作曲
廿楽順治:詩
I.堀理髪店
II.中村そばや
III.肴町
IV.燃えるじてんしゃ店

主催 一般財団法人合唱音楽振興会
チケット 全席自由
一般 4,000円
学生 2,000円

 


東京混声合唱団第227回定期演奏会


《合唱》-新しい道は-

2012年3月22日(木)
19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール

指 揮:田中信昭

ピアノ:中嶋 香
文化芸術振興費補助金
(トップレベルの舞台芸術創造事業)

■三宅 悠太:作曲
MIYAKE Yuta(1983-)
祈る
長田弘の詩とヴォカリーズによる(2011)

■鈴木 純明:作曲
SUZUKI Jummei (1970-)
混声合唱とピアノのための
恋するルバイヤート (2011)
オマル・ハイヤーム:詩
小川亮作:訳
手紙:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
:フランツ・リスト
:クロード・ドビュッシー
石川亮子:抄訳
1.ハイヤームの四行詩
2.モーツァルトの手紙
3.リストの手紙
4.ドビュッシーの手紙
5.ハイヤームの四行詩

■野平 一郎:作曲
NODAIRA Ichiro(1953-)
混声合唱のための
フランスの7つの詩 (2009-2010)
1.バラード(ギョーム・ド・マショー:詩)
2.素晴らしい不具(ルネ・シャール:詩)
3.神々と死(ルネ・シャール:詩)
4.戦闘(フィリッポ=トマーゾ・マリネッティ:詩)
5.廃墟の鳥(イブ・ボンヌフォワ:詩)
6.踊り子(ジャン・コクトー:詩)
7.戦争を駁すバラード(ウスターシュ・デシャン:詩)

主催 (財)合唱音楽振興会
チケット 全席自由
一般 4,000円
学生 2,000円

東混サイト


リーデルクランツ通信 No7


2010年11月8日

◆次回の練習
申し訳ございません。
n( _ _)m。
前回の通信で練習場所を間違って記載していました。講堂へ行かれてしまった方、お許しください。

次回、8回目の練習は、11月13日16時30分より、武蔵大学大講堂で行います。
いつもと開始時間が違いますのでご注意ください。

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